第3話 引きこもりにだって意味がある〜森田療法〜
※ここからはわかりやすく説明するために、個人の主観が強くなりますので、ご了承ください。
森田療法って結局なんぞやって話ですが。
元々この療法の対象は「強迫症」という症状を治療するものなんですよね。
↑私も不安感を打ち消す行為を繰り返すことがあります。
強迫症の心理の裏には、本当は健康的に生きたい気持ちがある。
ですが、沸き上がる不安は打ち消すことが出来ない。
なんつーか強迫症と健康を願う気持ちは表裏一体になってる。
なので、その沸き上がる不安ってのをクローズアップするわけでも、あえて無視するわけでもなく、
「ね!怖いよね!しょうがないよね!そういう気持ちってさ!否定しなくていいぜ!あ・る・が・ま・ま、やねん!」って感じでね。
そしてその治療内容ですが、
強烈な不安な気持ちを持ちつつも、
どんな溢れる感情が、こようともベッドにしがみついて寝てなさーーい!
起きたらあかーーーん!って感じで寝るわけですよ。
最初はめっちゃ苦しいけど、だんだんと生きたい気持ちと不安な気持ちがええ感じでミックスされてくるわけです。
あら?嫌な感情から解き放たれた??
これが心的エネルギーが溜まる状態なのだそうです。
今度は、リハビリがてらゆっくりやってこうぜという感じで、
ええ感じの速度でエネルギー出せるように、まずは自分の身の回りの事から、次に家事とかのこと、次に社会復帰と。
段階づけて、エネルギーの微調整しようという感じです。
つまり、
ちょ、一回寝てみ?まず無くなったエネルギー貯めて。
ホラ!!今までスゲー勢いで色々やっちゃって心的エネルギー半端なく使ってたけど、スローで低燃費でもええ感じに出来るやん?
一回頑張って寝たらエネルギーたまるべ?というわけです。
つまり。。。④に続きます。